エルニーニョ発生の可能性8割 10~12月、世界気象機関

記事要約

世界気象機関(WMO、本部ジュネーブ)は26日、太平洋赤道海域の海面水温が南米ペルー沖で高い状態が続き、異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」が今年10~12月に発生する可能性が75~80%に上るとの予測を発表した。

疑問

エルニーニョ現象によってどのような被害が想定されるのだろうか。

考え・主張

エルニーニョ現象により、干ばつや洪水などの異常気象が世界中で起こりやすくなる傾向があり、発生原因は未だ不明である。地球上で起こることを人間がすべて理解することは不可能であるだろうから、発生した後の対処を大切にするべきであると思う。ただ地球温暖化による異常気象など、原因が解明できているものに関しては、積極的に解決の努力をするべきである。

その他

特になし。

保護者に期待と戸惑い 武雄・小1プログラミング教育

記事要約

小学校1年生を対象に武雄市が新たに打ち出したプログラミング教育。「これが武雄市内だけでなく全国に広がればいい。ロールモデル(手本)になるよう力を合わせたい」。25日の会見で樋渡啓祐市長はこう強調した。全小学生へのタブレット端末配布、家庭での予習を前提にした反転授業の導入、官民一体型学校の計画と矢継ぎ早に教育改革を進める中での新たな取り組み。保護者には期待の一方、戸惑いが広がった。

疑問

小学校1年生からコンピューターに触れる機会を増やしていいのだろうか。

考え・主張

日本がIT先進国とはいえない状況の中で、小さい頃からコンピューターに触れることは、ITに強い人が増えることが期待できる。一方で、コンピューターばかりいじって体を動かさない子供が増えることも予想される。どちらを優先するかは国の判断に委ねられるが、どちらにしろゲームによって体を動かす子供が少ないことは変わらないため、このような教育を進めるというのも悪くはないと思う。

その他

特になし。

三井金属側に3億円余の賠償命令 神岡じん肺訴訟

記事要約

岐阜県飛騨市神岡鉱山の元従業員ら27人と死亡した5人の遺族が、予防措置が不十分だったためじん肺になったとして、三井金属(東京)と完全子会社の神岡鉱業(飛騨)に計約10億5千万円の損害賠償を求めた訴訟で、岐阜地裁は27日、三井金属側に対し、原告28人に計約3億4千万円を支払うよう命じた。残り4人に関しては既に損害賠償権が時効で消滅しているとした。

疑問

死亡した人がいるのに、企業は単に損害賠償を支払うだけで許されるのだろうか。

考え・主張

損害賠償を払うという方法以外に責任を取る方法は企業にはなく、遺族の怒りは収まらないとは思うが、法治国家である日本においてしかたがないことであると思う。しかし、企業側は二度とこのような事故を起こしてはならないし、国も積極的に安全であるか検査するべきである。

その他

特になし。

JR常磐線6月1日に再開 原発事故で不通の広野-竜田

記事要約

JR東日本は30日、東電福島第1原発事故のため不通となっている福島県内の常磐線のうち、広野-竜田間8.5キロの運転を6月1日に再開すると発表。現在いわき-広野間は下り14本、上り13本を運行しており、うち上下9本ずつを竜田まで延伸する。
福島県内の常磐線周辺は今も広い範囲が避難区域となっており、竜田-原ノ町(南相馬市)の再開の見通しは立っていない。相馬(相馬市)-浜吉田(宮城県亘理町)も不通。
竜田駅近くには避難が続いている楢葉町の役場があり、松本幸英町長は29日、本来の町役場で業務を一部再開する考えを明らかにした。

疑問

福島第一原発の周辺に住み、常磐線を利用する人は多いのだろうか?

考え・主張

テレビで報道されているように原発付近はいまだ立ち入り禁止区域であり、住んでいる人は少ないと思われるし、避難した人たちも戻ってくるとは限らない。再開させても採算がとれるかどうかは疑問である。しかし、電車の再開が被災者の人々を勇気づけることは間違いない。一刻も早い全線開通と福島の復興を望む。

新幹線グッズ続々 JR金沢駅構内 開業近づき注目高まる

記事要約

JR金沢駅構内の雑貨店で、北陸新幹線の新型車両をモチーフにしたグッズが人気を集めている。文房具におもちゃ、靴下に歯ブラシと多彩な新作が入荷され、売り上げは好調に推移している。来年3月の開業が近づくにつれ、さらに関心を集めそうだ。
新幹線グッズを販売しているのは、JR金沢駅構内の金沢百番街にある「金沢わらじ屋 」。主に雑貨類を並べており、昨年末から関連グッズを入荷し始めた。現在は文房具類を中心に、ストラップやタオル、ばんそうこうなど約20種類を取り扱っている。
店によると、4月に「W7系」が金沢港に陸揚げされて以降、新聞やテレビで北陸新幹線のニュースが報じられる機会が増え、それに伴って売り上げも増加している。担当者は「開業が近づくほど注目度は高まり、グッズの引き合いも増えるかもしれない」と期待を込める。

疑問

新幹線の開通による経済効果はどれくらいあるのか?

考え・主張

日本経済新聞の記事(http://www.nikkei.com/article/DGXNZO53069650R20C13A3LB0000/)によれば石川県には124億円の経済効果が予想されている。また、北陸新幹線東海道新幹線のバイパスとしても注目され、帰省ラッシュの緩和なども期待されている。新幹線誘致は地方の活性化にもつながる。ぜひ予定通りに開通させて、北陸を盛り上げてほしい。

 

有人ドラゴン宇宙船を公開 米スペースXが試作機

記事要約

米宇宙ベンチャーのスペースXは29日、国際宇宙ステーションに飛行士を運ぶために開発中の有人型ドラゴン宇宙船の試作機を米カリフォルニア州で公開した。
有人型ドラゴンは最大7人乗り。未来的なコントロールパネルやスポーツカーのようなシートなど、テスラ・モーターズ電気自動車を思わせる内装だ。ステーションには自動的にドッキングし、宇宙から帰還する際にエンジンを噴射しながらゆっくりと地上に軟着陸する構想。マスク氏は「21世紀の宇宙船だ」と胸を張った。

疑問

この宇宙船の安全性はどれだけ保証されているのだろうか?

考え・主張

チャレンジャー号爆発事故やコロンビア号空中分解事故など、宇宙事故と呼ばれる事故は何度か起きており、死亡者もいる。未だ構造のよく分かっていない宇宙というものを相手にしているため、仕方がないとも考えられるが、それでも少ないに越したことはない。新しく、安全な宇宙船の開発がこれからも進んでいってほしい。

4月の物価上昇、バブル期以来 消費増税で3.2%、家計に負担

記事要約

政府は30日、消費税増税の影響を反映した4月の物価、生産、雇用などの統計を発表した。全国の消費者物価はバブルが崩壊して以降で最大の上昇幅となり、物価高のあおりで家計の支出は大きく落ち込んだ。生産の動きを示す指数も低下した。雇用は引き続き改善しているものの、景気がこのまま回復基調を続けるかどうかの正念場を迎えた。
総務省が発表した4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比3.2%上昇の103.0だった。上昇幅は1991年2月以来、23年2カ月ぶりの大きさ。エネルギー価格の上昇に、消費税率が8%に引き上げられた影響が加わった。

疑問

物価上昇にともなって、平均給与も増加するのだろうか?

考え・主張

普通の物価上昇であれば給与も増加するはずであるが、今回は消費増税による影響が大きいと考えられるため給与上昇は期待できない。社会保障費の増加により政府の財政が厳しいことは分かるが、景気が上がり切らない状態での増税が、悪影響をおよぼす可能性は否定出来ない。消費税10%への引き上げも慎重な議論が必要であると思う。